2020/8/7 9:00
ウッドデッキで憩う二世帯住宅「秦野の家」
コンセプト
南面に大きな川を臨む100坪の土地に建つ二世帯住宅。
川沿いの幹線道路は交通量が多いため、敷地の北側に寄せた配置計画とすることで、眺めのいいリビングからでも道路の騒音や視線を遮ることができた。
南の大きな前庭には趣味のガーデニングや家庭菜園が楽しめるような外構計画を行った。
眺望と日当たりのいい敷地環境を生かして、理想的なサイトプランに仕上がった。
南面に大きな川を臨む100坪の土地に建つ二世帯住宅。
川沿いの幹線道路は交通量が多いため、敷地の北側に寄せた配置計画とすることで、眺めのいいリビングからでも道路の騒音や視線を遮ることができた。
南の大きな前庭には趣味のガーデニングや家庭菜園が楽しめるような外構計画を行った。
眺望と日当たりのいい敷地環境を生かして、理想的なサイトプランに仕上がった。
外観
外壁は白色をベースに石積調や木調のサイディングでアクセントをつけ、全体として落ち着いたデザインにまとまった。
玄関周りを左官塗りとし、自然な風合いと質感を表現した。
ウッドデッキはウリン材による造作で、アウトドアリビングとしてランチなどが楽しめるようになっている。
また、片流れ屋根には太陽光パネルを設置し、ゼロエネルギー住宅とした。
室内空間
東西に長いリビングは南面の日差しがよく入り、同じ床レベルのウッドデッキによって空間の広がりを感じることができる。
書斎のカウンター材は、松の銘木一枚板を採用し、背面に配線スペースを設けることでデザイン性と使い勝手を両立した。
また、全体として収納の充実した間取りとなっており、3畳分のシューズクロークやパントリー、複数のWICと作り付けの収納棚など、女性の多い家族構成を考えた実用的な計画となっている。
さらに、二階から小屋裏収納への動線を固定階段にすることで、アクセスが容易になり日常的な収納として活用しやすい設計を行った。
竣工2016年