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2020/10/1 9:00

30年保証の外壁材

外壁の耐用年数

外壁の耐用年数は、住まいのメンテナンスコストに大きな影響を及ぼします。
一般的に採用される外壁サイディング材は10年に1度の外壁塗装が必要と言われ、メンテナンス貯金を積み立てるなどの対策が必要となります。
サイディング材の劣化は、目地に使用されるコーキングから始まり徐々に外壁材そのものの傷みが進行していきます。
多くの場合では10年保証の外壁材が採用され、最近ではもう少し長持ちのする、15年保証の外壁材が採用されることも増えてきました。


30年保証の外壁材がおすすめ

近年、サイディングメーカー各社より30年保証を謳った商品が発売されています。
外壁材の表面に施される塗装被膜の改良や、高耐久コーキングを採用することで、長期にわたって耐候性と美観を保つことができるようになりました。



各メーカーの加速試験によって耐候性を確認しているため、実際に30年間の実績はありませんが、メーカーが保証していることからも、既存品に比べ相当に耐久性が向上していることは間違いないでしょう。
弊社でも採用実績があるため、今後も劣化が起きないかなどをレポートしていきたいと思います。


安い外壁材は高くつく

昨年、弊社にあったご相談で、築7年程度の建売に住んでいて、外壁の痛みがひどいので塗装工事を検討している方がいらっしゃいました。
現況を確認してみると、すでに外壁材の基材にまで劣化が進行しており、外壁の張り替えも検討するような状況でした。
初期コストを抑えるあまり安い建材を採用することで、かえって高額のメンテナンスコストが必要となったケースといえるでしょう。

高級な外壁材を採用した場合、サイディング工事の施工費は変わらず材料費が高くなるだけなので、効率よく性能を上げることができるのです。
新築時に外壁材をアップグレードすることで4,50万円の増額になったとしても、外壁塗装を1回少なくすることができれば100万円前後の費用が掛からずに済み、結果として安上がりになります。


高耐久コーキングの採用だけでも検討を

長期コストで安く済ませることができるといっても、新築時にそこまで費用を掛けられない方もいるでしょう。
そういう場合は、目地に使用するコーキング材だけでもアップグレードを検討しましょう。
外壁の劣化は、立地や軒の出などにも左右されますが、コーキング材から劣化が始まることが多いものです。
高耐久コーキングを採用することで、外壁塗装のサイクルを延ばすことができるため、メンテナンスコストの圧縮ができるでしょう。


メンテナンスフリーはあり得ない

外壁材は、屋外に野ざらしのまま何十年と耐える必要のある建材です。
どんな外壁材を採用したとしても、メンテナンスフリーとはいきません。
少なくとも半年に一度は、外壁材の様子を見て回り、劣化具合の確認をしたほうがいいでしょう。
サイディングであればチョーキング現象、モルタルであればひび割れ、タイル外壁であれば下地や目地の劣化など、各外壁材に合わせて確認すべき点をあらかじめ建築会社に聞いておきましょう。
外壁の劣化を早期発見し、早めの対応をすることが一番大切です。