設計スタイル

オーダーメイド設計の注文住宅

シンプルで快適な暮らしを、最高に楽しむ
一度建てた家は、簡単に建て替えることができません。
長い歳月を過ごす家には、シンプルで飽きのこない、
居心地のいい空間がふさわしいと考えます。

家づくりにおける設計提案は、
住まいの快適さを決める最も重要なプロセスです。
建て主様ごとに異なる、暮らしへの要望や条件の中から、
設計のルールに基づいて、プランの調和を図ることで、
住む人の暮らしに寄り添った、快適で馴染みやすい家が完成します。

また、家づくりを始める際に、長期的な視点を持つことも大切です。
将来の家計や暮らしについて思いを巡らせることで、
本当に必要とされる「住まいのかたち」が見えてきます。
例えば、毎月の光熱費やメンテナンス性、30年後の暮らしなど、
長い時間軸で考えて、バランスの取れた設計を行っています。

いつまで経っても古びない、帰るたび気持ちが軽くなる、
そんな快適で安心な家づくりを提案させていただきます。
設計の基本
住む人にとって快適な暮らしを将来にわたって続けていくために、注文住宅はいくつかの基本的な考え方に則って設計されているものです。
それは、自然の法則や経済性に基づいて、より均整のとれたプランに仕上げるためのルールといえます。
ここでは、私たちが大切にしている「設計の基本」を紹介いたします。

敷地環境を読み解く

住宅設計は敷地の環境を読み解くことから始まります。
敷地をしっかりと調査することで、抱える課題を解決し、周辺環境の魅力を引き出した「居心地の良い住まい」を設計することができます。
敷地調査では、土地にそそぐ太陽の光や風の通りを感じ、周囲にはどのような建築物が立ち並んでいるかを確認していきます。
2階からはどんな風景が眺められるか、近くに緑や自然などの美しい環境はあるか、街並みと調和するプランはどのようなものか、などを検討していくことも大切です。
家の間取りを考え始める前に、敷地環境を読み解くことで、住まいの満足度はまったく違ったものになります。

敷地環境を読み解く


住宅設計は敷地の環境を読み解くことから始まります。
敷地をしっかりと調査することで、抱える課題を解決し、周辺環境の魅力を引き出した「居心地の良い住まい」を設計することができます。
敷地調査では、土地にそそぐ太陽の光や風の通りを感じ、周囲にはどのような建築物が立ち並んでいるかを確認していきます。
2階からはどんな風景が眺められるか、近くに緑や自然などの美しい環境はあるか、街並みと調和するプランはどのようなものか、などを検討していくことも大切です。
家の間取りを考え始める前に、敷地環境を読み解くことで、住まいの満足度はまったく違ったものになります。

太陽光を生かした設計


太陽光や自然の風などを生かした設計手法をパッシブデザインといいます。
最新設備に頼りきった高機能住宅ではなく、自然環境を上手に取り入れつつ、必要な設備で快適さを補うエコ住宅の設計を心がけています。
冬暖かく、夏涼しい家づくりには、パッシブデザインが有効です。
冬の日射を取り入れるため南面の窓を大きくとり、軒の長さなどによって夏の日射を遮ることで快適な家づくりが可能となります。
自然エネルギーを有効活用することで、電気やガスなどの使用量を減らし、地球環境への負荷軽減と光熱費の削減に貢献します。

自然素材のやさしさ


本物の木材がもつ手触りには、なにものにも代えがたい心地よさがあります。
見た目で楽しむだけならばプリント系の建材でも構いませんが、直接肌に触れる場所には自然素材を積極的に採用していきたいものです。
私たちが自然素材を使うのは、時間のなかで変化する「素材感」を美しいと思うからです。
無垢材をはじめ、タイル、土、紙などの自然素材は、その不揃いな質感が織りなす魅力とともに、傷や汚れにも馴染んでゆくやさしさを備えています。
経年変化を味として楽しむことで、住む人の愛着がいっそう増してゆく、そんなアンティークな魅力をもつ自然素材を進んで提案していきます。

清浄な空気環境を保つ


室内の空気を清浄に保つことは、健康的に生活するうえで欠かせません。
現在の住宅では、シックハウス症候群を防ぐため、24時間換気が義務化されており、すべての新築住宅で計画的な常時換気が行われています。
換気システムのなかでオススメなのが「全熱交換型換気システム」とよばれる、熱交換効率90パーセントの高性能タイプのものです。
この換気システムでは1棟ごとに換気設計を実施し、効率的な計画換気と熱交換を行うことで、フィルターによる空気の清浄化と室温の平準化、冷暖房費の削減が可能となります。
また、通風計画に沿った窓配置など、自然換気が可能な設計上の工夫も行っています。

最高レベルの断熱性能


快適な住まいの基本的な性能として、住宅の断熱性能を高めることが大切です。
渡辺工務店が設計する住宅では、熱伝導率0.024W/m・Kという高性能な断熱材を標準採用しています。
ベーシックな建材である断熱材の性能を向上させることで、大がかりな機械設備を導入することなく住まいの快適性を実現し、光熱費の削減や健康改善の効果が見込まれます。
私たちが採用している断熱材は、一般的なグラスウールや吹付断熱材に比べ、およそ1.5倍の断熱性能を持ち、業界でも珍しい「35年間の無結露保証」がつく長期性能に優れた「硬質ウレタンフォーム」を標準としています。

すき間のない気密施工


気密施工は、設計どおりの住宅性能を発揮するうえで欠かせない施工技術です。
私たちが施工する現場では、全棟で気密測定を実施することで、気密施工が間違いなく行われていることを確認しています。
気密性能が高い住宅は、すき間から熱のロスが起きることなく、断熱性能どおりの快適性を実現することができます。
また、通風や換気が正常に働くためにも気密性能は大切で、住宅にすき間がないことで空気がよどみなく流れ、結露やカビの発生を抑えます。
渡辺工務店の新築住宅では、平均C値=0.3前後という高い気密性能を実現しています。

ゼロエネルギー住宅


これからの住宅には、環境負荷の少ないゼロエネ住宅が求められています。
ゼロエネ住宅とは、優れた断熱性能と省エネ設備によってエネルギー消費量を削減し、太陽光パネルによる発電だけでエネルギーを賄うことができる住宅をいいます。
自然環境保全のため、化石燃料に代わり自然エネルギーの活用が急がれるなか、太陽光発電システムの普及が進み、主な電源として新築住宅への採用が拡大しています。
さらに、過剰な機械設備に頼らない、断熱強化型のゼロエネ住宅を推進することで、光熱費の削減とともに、設備の更新費用の削減にもつながり、長期的なコストを抑えられます。
弊社ではゼロエネ住宅を標準仕様とし、過去5年間の新築住宅のうち93%がゼロエネ住宅です。

耐震性と災害への備え


将来の地震や災害への備えとして、住宅の耐震性能は最も基本的な性能です。
渡辺工務店が設計する住宅は、柱や梁などの構造材を耐力壁で包むモノコック構造を採用することで、耐震等級3という最高レベルの耐震性能を実現しています。
災害に遭った際の対策のため、非常用水や非常用電源として活用可能なエコキュートと太陽光発電システムを標準採用にしており、設備の更新やメンテナンスの容易性を考え、あらかじめ配管や太陽光パネルの交換が可能な施工方法を採用しています。
また、弊社標準の耐震等級3は、消防署や警察署などの防災拠点と同等の耐震性能であり、防火性能についても、省令準耐火構造を標準として、災害に強い住まいを実現しています。

長期安定性と高耐久


住宅を支える構造材には、耐震性だけでなく耐久性も求められます。
渡辺工務店の住宅では、無垢材の1.5倍以上の強度をもつ構造材「LVL」と専用のピン金物による接合部補強を組み合わせることで高い耐久性を保っています。
一般的な構造材は節や割れのある木材から製材されますが、「LVL」では節を切り落とし、十分に乾燥させた単板から製材するため、強度のばらつきが少ない構造材になります。
そのうえ、「LVL」は含水率10パーセント前後まで乾燥しているため、曲がりや収縮などの動きが少なく、長期にわたって寸法安定性と気密性能を保ち続けます。
1階に使用する部材には中心部まで防蟻処理を行うことで、効果が半永久的に持続します。

資産価値になる家


日本の木造住宅の寿命が短い理由は、住宅性能とライフスタイルにあります。
戦後の日本は住宅不足を背景に、性能の低い住宅が大量に建築されており、築30年を迎える頃には新しい法律に適合していない住宅が多くを占めています。
渡辺工務店の家づくりでは、断熱・気密・省エネ・耐震という住宅の基本性能において、30年先の基準を先取りした住宅を設計しています。
また、家族構成やライフスタイルの変化に応じて、間取りを変更する「可変性」も大切です。
耐震性能と大空間設計を両立できる構造材を採用することで、可変性のある建物になるため、世代を超えて住み継いでいける、不動産としての資産価値を持った家となります。
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渡辺工務店 0463-95-0487