施工事例

2020/8/5 9:00

シンプルにまとめたモノトーンの家「泉区の家」

コンセプト
閑静な住宅街に建つキューブ型のコンパクトハウス。
室内の間仕切りをできるだけ排除することで、限られたスペースを大きく使える計画とした。
優れた住宅性能に加え、間仕切りを設けず空間をつなげることで室温を均一に保ち、快適な温熱環境を実現した。
また、太陽光発電システムを採用することでゼロエネルギー住宅としている。

外観
総二階のシンプルなキューブ型の外観に、木調のバルコニーやフェンスをアクセントとした。
片流れの勾配屋根には、太陽光パネル5.5kWを搭載している。

室内空間
1、2階ともにオープンな間取りにして、暮らし方に合わせた自由な空間としている。
キッチンは奥様のご希望で個室とし、コンパクトなスペースで使い勝手がよく、落ち着いて料理ができる計画とした。
また、洗面脱衣室と浴室を2階に配置することで、1階のスペースを広くとることができ、家全体も総二階でコンパクトにまとめることができた。
2階への動線はリビング階段とし、家族が自然と顔を合わせる間取りになっている。
階段の手すりには間接照明を仕込み、側面をポリカーボネートパネルで保護することでデザイン性と機能性を両立した設計となっている。
リビングの構造柱や玄関にはエコカラットを採用し、機能的ながらデザインとしてもアクセントが効いている。
また、玄関たたきをRデザインとすることで、自転車の収納スペースを設けるなど、お施主様の要望に応じて工夫を設けた計画とした。
全体のデザインをモノトーンでまとめ、シックな雰囲気をまとった上質な空間を演出している。

竣工2013年

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